
Marantz9オリジナル S/N 1100番台 修理レストア依頼 概要
消費電力です。164Wで良好です。


バイアス用電解コンデンサーです。交換されているので良好です。

2024. 11. 27 掲載
2024. 12. 19 検査継続
2024. 12. 25 再試聴
2025. 1. 14 レストア完了
2025. 1. 22 再調整完了
★1100番台です。
出力波形のチェックです。サイン波、矩形波とも良好です。周波数特性等も良好です。




こちらも同じく電源の電解ブロックコンデンサーをオリジナル仕様の新品に交換しました。
劣化した抵抗類を交換しました。

★次に1200番台です。

バイアスC電源の整流ダイオードを交換しました。
★まずは1100番台からです。
★少し時間が掛かりましたが漸くレストア完了です。 2025. 1. 14
今回は元の状態が良かったので消耗部品や経年劣化部品などを中心に交換し、Marantz9オリジナル初期型本来の音と状態を極力維持したレストアを心掛けました。

★まずは電解ブロックコンデンサーのチェックです。

★スイッチ交換後の試聴エージング風景です。
少し時間を掛けてエージングを行っていますが特にノイズはありません。
良い音で鳴っています。



交換部品です。
こちらも念のためスイッチ交換を行いました。


UL接続 - 3結の切替スイッチを新品に交換しました。

★レストア完了後暫くエージングを行っていると1200番台からノイズが出始めたので再度調整しました。 2025. 1.
22
原因はUL接続 - 3結の切替スイッチが温まってくると接続不良を起こすと判断し2台とも新品に交換しました。
★ノイズが発生した1200番台です。
★レストア後の試聴エージング風景です。
Marantz9オリジナル初期型らしい良い音が出ています。
電源のブロックコンデンサーが全て新しくなったので中音域がとても綺麗です。
残留ノイズです。メーター読みで0.8mVを示し良好です。
左から高圧B1です。430Vで良好です。左から2番目は高圧B2です。379Vで良好です。その隣の右から2番目は高圧B3です。こちらも356.1Vで良好です。右端はバイアスC電圧です。-37.2Vで少し低い値ですが大丈夫だと思います。
左から高圧B1です。429Vで良好です。左から2番目は高圧B2です。379Vで良好です。その隣の右から2番目は高圧B3です。こちらも356.7Vで良好です。右端はバイアスC電圧です。-42.1Vで良好です。
消費電力です。170Wで良好です。
表面の電解ブロックコンデンサーもオリジナル仕様の新品に交換しました。
★電源を入れて各値の確認です。


交換部品です。
左右のレベルの確認です。







残留ノイズです。メーター読みで1mVを示し良好です。
出力波形のチェックです。サイン波、矩形波とも良好です。周波数特性等も良好です。

表面の電解ブロックコンデンサーをオリジナル仕様の新品に交換しました。



電源回路の電解ブロックコンデンサーをオリジナル仕様の新品に交換しました。

左テスターは高圧B1です。425Vを示し良好です。右テスターはバイアスC電圧です。-42.0Vで良好です。
こちらは出力管スクリーングリッド抵抗です。この1本だけ異常な値です。
こちらは出力管グリッド抵抗です。4本ともばらつきは無く良い値です。
出力管カソード抵抗です。4本ともばらつきは無く良好です。
こちらはバイアス用整流ダイオードです。こちらも逆方向に導通があります。
★最初の試聴です。
ある程度状態が良いので安心して聴けます。
やはり#9オリジナル初期型の力強く綺麗な音が出ています。殆ど違和感はありません。
(2024. 12. 25)
ただ今こちらの状況が混んでいて年内のレストア完了は難しいので一旦お返ししようと思い、発送前に再度詳しく音の確認をしました。
すると1200番台側の出力が小さく少しノイズが乗るのを確認できます。
やはり検査でバイアスが少しおかしいと感じていたのでこれが影響しているのかも知れません。
本格的にレストアが必要なようです。
出力の残留ノイズです。こちらも極めて良好です。
こちらも高圧φ35です。こちらのブロックは少し容量が少なくなっています。
高圧φ35です。こちらのブロックは良好です。
★2台目のS/N 1200番台です。


こちらもバイアスメーターは同じように振り切れます。
DCバランス、ACバランスとも良好です。




★電源を入れて各値を調べます。



高圧整流ダイオードです。こちらは交換されていませんが4本とも良品です。


入り口側カソードバイパスコンです。こちらも交換されているので良好です。



高圧倍電圧の片側です。こちらは容量が少なくなっています。
こちらも高圧倍電圧のもう片側です。良い値です。


★こちらもまずはブロックコンデンサーのチェックです。

バイアス調整では出力管4本ともメーターが振り切れます。恐らくこれまで50Hzの地域で使われていたのでしょう。こちらは60Hzなので電源の効率がよくバイアスが少し上がります。
調整で4本とも正規の状態に調整できます。DCバランス、ACバランスとも良好です。
出力管グリッド抵抗にばらつきがあります。
出力管カソード抵抗です。4本ともばらつきは無く良好です。
★引き続き検査を続けます。 2024. 12. 19

左テスターは高圧B1です。430Vを示し良い値です。右テスターはバイアスC電圧です。-37.2Vを示し少し浅い値です。
出力の残留ノイズです。極めて良い値です。


電源を入れて各値を測ります。
高圧整流ダイオードのチェックです。4本とも純正のUFO型に交換してあります。特性も良い状態です。ダイオードのチェックはデジタルテスターでは使い難いので今回はアナログテスターを使います。
こちらはバイアスの電解チューブラコンです。こちらも2本とも純正品に交換されているので良い値です。
初段管カソードバイパスコンです。純正品に交換されているので良い値です。
高圧倍電圧の片側です。容量が結構膨らんでいます。
こちらも高圧倍電圧のもう片側です。同じく容量がかなり膨らんでいます。
高圧φ35です。こちらは容量が少なくなっています。
内部です。完全なオリジナル状態です。バイアス用コンデンサーや初段カソードバイパスコンは安全を見て純正SPRAGUE(黄色)に交換されています。
Marantz 9オリジナル 堂々の? S/N 1100, 1200番台最初期型です。 年代物としては比較的きれいで風格が感じられます。








真空管やトランス周りもとても綺麗です。


バイアス整流ダイオードです。こちらはまだ交換されていません。画像の様に逆方向に導通があり不良です。
★まずはS/N 1100番台です。