2024. 7. 10 検査
2024. 7. 23 途中経過
2024. 7. 30 レストア完了


★レストア完了です。                                      2024. 7. 30

こちらのテスターは高圧B2です。こちらも200,3Vと極めて悪い状態です。

こちらはフォノイコの高圧B3です。こちらも200Vを切り184.2Vで真空管動作の限界値に近い値です。

★まずは電源の電解ブロックコンデンサーのチェックです。

交換部品です。今回は沢山の部品が交換になりました。

こちらの白テスターは高圧セレン直後です。333.8Vで良い値です。

こちらの白テスターは低圧セレン直後です。27.71Vで良い値です。

こちらの白テスターは高圧B2です。こちらも265.9Vと良い値です。

こちらの白テスターは高圧B3です。こちらも243.8Vと非常に良い値です。

低圧セレンも交換しました。

内側左側面のスポンジを張り替えました。

チューブマウントのゴムも新しく交換しました。

★レストア後の試聴エージング風景です。

いつもの様に爽やかな本物の良品バンブルビーの音が流れています。

各楽器の音像がくっきりと浮かび上がり、バックのささやかな演奏もはっきり聴き分けられます。
良い音です。










出力波形のチェックです。良い波形が出ています。 周波数特性、歪み率、残留ノイズも良い値です。

左白テスターは高圧B1です。284.4Vと良い値です。右テスターはヒーター電圧です。こちらも19.18Vで良い値です。

レストア後の各電圧の確認です。

横一列の小さなバンブルビーも全て良品と交換しました。

裏面です。

基板上のバンブルビーは全て本物の良品に交換しています。将来に渡ってできるだけ良い状態を保つためにこちらで特殊なコーティングを施しました。

電源回路です。トランスの漏電が大きかったので特注トランスに交換しました。高圧セレンも交換しました。

内部です。基板の上のバンブルビーは全て良品に交換しました。フォノイコのカソードバイパスコンは純正SPRAGUEの新品に交換しました。
ラインのセラミックコンデンサーも純正SPRAGUEの新品に交換しました。フォノイコのRIAA偏差用コンデンサーは値の合ったマイカコンに交換しました。

こちらはフォノイコ最終のカソードフォロア後の0.47uF/200の左チャンネルです。こちらは外して単体検査を行いました。この0.47/200も2.965MΩしかありません。









こちらはフォノイコ最終のカソードフォロア後の0.47uF/200の左チャンネルです。

この0.47/200も10.72MΩしかありません。

★まず、各バンブルビーの片足を外し単体検査を行っています。

左から3,4番目はまだ検査前のラインアンプ0.22uF/400です。検査をするまでも無い状況です。

ラインアンプ最終のカソードフォロア後の0.22uF/200の右チャンネルです。こちらも9.44MΩしかありません。

ラインアンプ最終のカソードフォロア後の0.22uF/200の左チャンネルです。

絶縁抵抗計の表示は5.21MΩです。良品は4150MΩ〜無限大なので完全に不良です。


★レストアの途中経過です。                                      2024. 7. 23

電源トランスを外し、代品を準備しています。

内部です。一部コンデンサーやセレンを交換されていますがほぼオリジナル状態です。

こちらも25.56Vの漏れがあります。

裏面の小さなバンブルビーは4本とも大きな漏れがあり不良です。




フォノイコの0.1uFです。32.8Vの大きな漏れです。

★通常は最初の音出しチェックを行いますが、今回電源トランスから大きな漏電があることから危ないので音出しチェックは行いません。
これだけ悪い状態なので音を聴くまでも無いようです。










こちらは低圧セレン直後です。24.99Vでこちらもかなり下がっています。

左の白テスターはヒーター電圧です。17.57Vで少し下がっています。右テスターは高圧B1です。こちらは215.8Vで標準電圧より60V以上下がって極めて悪い状態です。

低圧φ35です。こちらも3ブロックとも良好です。

★フォノイコのカソードバイパスコンです。

裏面です。こちらもオリジナル状態です。

★本機はフロントパネルを触るとビリビリと感電するので、筐体-コンセント間の漏れ電圧を計りました。 AC150.1Vを示し電源トランスがかなり漏電しています。

通常の使用中は、この漏れ電圧はRCAコードを伝って他の機器に流れているのでフロントパネルを触っても感じない場合が多いと思います。この漏電電圧が高くなるとCDプレイヤーなどのトランジスター機器が危なくなる可能性があります。

本機は長期間低い電圧で使用されていた為、電源トランスまでダメになりました。

★バンブルビーの漏れ電圧チェックです。

電源を入れて暫く経った後の左右の出力の残留ノイズです。左右とも少しノイズが乗っています。

こちらは高圧セレン直後です。258.3Vと標準から70V位下がっています。高圧セレンの不良です。

一部で容量が膨らんでいます。以前交換されていますが、そろそろ交換の時期かも知れません。

★電源を入れて各電圧を計ります。

高圧先頭φ25です。3ブロックとも良好です。

高圧2段目φ35です。こちらも3ブロックとも良好です。

Marantz7 S/N 14000番台 レストア依頼 概要

40年以上メンテせずにだましだまし使っていましたが、いよいよ都合が悪くなったのでレストアを依頼されました。